note返金機能について心理学的に分析してみた。

2019/12/05

t f B! P L
既にnote返金について多くの記事がありますので今回は作る側と買う側からの、心理的視点について分析します。
作る側の考えとして、記事を150日欠かさず毎日書いてきて半年でnoteでスキの数が1番になった私が、有料記事を書く上でいつも思うことがあります。

この記事はお金を貰う価値があるのだろうか?


これは多くの作り手の悩みでもあったのではないでしょうか。

買う人の主観的な価値に応えられないのが怖いので、実は有料記事を書くのはためらってしまうものでした。

内容がどんなものであるかも、情報を扱うためシステム的に伝えられないです。

そのため、買う側の購買意欲を煽るような、本来の趣旨とは違うタイトル詐欺のようなものもを必然的に市場から要求されていました。

言いたくないですが、実際に私はタイトルで購買意欲を煽るものも実際に書いていたので、嫌でたまらなかったです。
タイトルを趣旨に沿った内容にすると、買ってくれる人は少なくなります

今見ても以前の私の記事のタイトルに葛藤が見えます。結局、趣旨に沿ったタイトルが多くなりました。

しかし、返金制度のおかげで正しい評価がされるようになります。

作り手の心理的に購入はタイトル詐欺で手に入れたのではなく内容の価値で手に入れた正当な評価に変わりました。

実際に返金されることが多いなら記事を分析して改善をしなくてはなりません。
向上心がある人が多いnoteにとって素晴らしい改革になりそうです。

正直かなり嬉しいです。note運営さん最高です。

私は実際に有料記事を買いました。無料でも良い記事にはサポートも送ってきましたので、買う側としての視点もお伝えできます。

ぶっちゃけ、情報が信頼できなければ買いたくないです。

情報の価値は伝える人によって変動します。
これは感情的なものなので仕方ないです。
心理学的には社会的証明の原理と言われています。

フォローもスキも少ない人の記事の情報は本来よい情報であったとしても疑ってしまうんです。
なんとなく分かるはずです。その主観的な感覚は科学で証明されています。

なので、お試しで読める部分が良いものであっても信頼できなければ有料エリアを疑って買わないことが何度もありました。

本当は買いたかったんですが、仕事が農家の私にそんな余裕はありませんでした。

結局、私が購入したのはお試しエリアが論理的であり、ある程度のスキが条件でした。

今後はスキが少なくても、フォロワーが少なくても論理的であれば買うことができ、有益な情報が生き残ります

持っている人が強いnoteの世界から、持たざる者に優しいnoteに環境が大きく変動します。
格差が無くなりみんなが幸福になれそうですね。
あとは予想されるマーケティング的な考察です。
有料記事にした方がいい理由と、価値の上げ方を心理分析と行動経済学をふまえてお伝えします。

新しいことはとりあえずやってみることは大事なスキルになりました。
100円にしていますが返金歓迎します。注意していただきたいのは返金は24時間以内のようです。返金機能が実装後でなければ返金できませんので、ご注意ください。
※無料公開しました。

いくつもの有料記事を買って経験した心理的な考察です。

有料記事にした方が買い手側が有料であることに価値をつけて、情報から学習しようと変化します。
だから、情報は値段をつけることで価値が上がります

無料の場合、無料なのでたいした話ではないと無意識に思ってしまいます。

これはブランディングです。

値段をつけることにより信頼感を上げることができるんです。
値段が付いているのだから、良いものだ。と錯覚してしまいます。

もう一つの心理の要素として、保有効果というのがあります。
簡単に言うと
人は一度手に入れたものに高い価値をつけてしまうんです。

具体的にいうなら、自分が乗り回した車を中古で売るときに安すぎると思った経験ありますよね?
これは保有効果によるものです。

感情が持っているものは手放さないように制限をかけるのです。

なぜこんなことになったのでしょう?

人類は自分の持つ道具を直ぐに捨てたり誰かにあげたりしていた人は死に、自分の道具を捨てたりせず誰かにあげない人が生き残りました。
この過程で感情が形成され現代になりました。進化心理学
有料記事で一度お金を支払うことによりその記事の価値を錯覚してしまうんです。
このように、有料記事にすることでブランディングと保有効果の2つを付加させることができます。
だから、有料記事にするだけで2つの効果で価値が上がります。

まとめ

本来の正当な価値がある記事のみ生き残れる
親切にしなさい。あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから。
プラトン

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