無礼な人と話すと、人の話を遮るようになる

2019/12/05

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無礼な人は世の中にたくさんいます。その人と関わりだけで実は自分に被害をもらいます。被害とそんなときの対処法を今回はお伝えしようと思います。気が付かないけれど、言われてみればそうだなと思ったので共有させてください。
まず調査結果から
無礼さに関わる言葉(例:邪魔をする、妨げる、うるさがる、割り込む、不愉快な顔をする、など)に触れたあとの方が、礼儀正しさに関わる言葉(例:丁寧な、上品な、思いやりがある、感謝する、親切な、など)に触れたあとよりも、他人の長い話を途中で遮る確率が上がるかどうかを確かめた調査もある。  この調査の結果は驚くべきものだった。無礼さに関わる言葉に触れた被験者の実に 67パーセントが他人の話を遮った(中には非常に攻撃的な態度で遮った人もいた)。だが、礼儀正しさに関わる言葉に触れた人で他人の話を遮ったのはわずか 16パーセントだった。
Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である 
簡単にいうと、
無礼な人と関わったら下の話を遮る割合は7割、
礼儀正しい人と接したとは2割
になるということです。
人の話を遮ること自体が既に無礼ですよね。 
つまりは無礼な人がいるだけで、また新しい無礼な人を生み出して、負のスパイラルに陥ってしまいます。
組織を作る上で、無礼な人は排除しなければいけません。その人に注意をする類の意識改善ではなく、無礼なことをしないような仕組み作りをしなければなりません。 
人間は権力が上がるにつれて、無礼な振る舞いをする人が増えてしまいます。
決して責めてはいけません、人間はそうなるようにできています。とりあえず認めて次に進みましょう。
無礼に働かなくなる対策としては、自分の振る舞いを周りに判断してもらうことです。
もし、相手が私に無礼と感じたら笑顔でピースサインしたく欲しい。
とお互いに嫌な気持ちにならない方法が良いようです。 
とはいえ、上司に
私があなたに対して無礼と感じたら、笑顔でピースサインしますね。
とは言いにくいですよね。 
わたしは言える。という人もいると思いますが、それで相手を良い方向に改善させるのは難易度が高すぎます。
上司が素晴らしい人でない限り、反感を貰って自分が結局欲しいものと逆を手に入れやすいです。
もし、それでもやるなら相手を心から尊重しながら丁寧に頭を下げてお願いする。 
これなら相手も話を聞く気になります。このように心の底からお願いされたら、あなたも断れないはずです。
とはいえ、組織をよくしようと頭を下げられる人は稀です。
組織のトップダウンで本気で仕組み作りをしなければ現実的では無い気がします。
というのは、あなたが偉い立場ならそんな自分が不利になりそうなことをわざわざしません。
今であれば私なら偉くなったら出来る。と、ほとんどの人が回答しますが、実際の行動とはかけ離れるものです。
日本での導入はかなり遅れる気がします。まだまだ日本企業の古き良き風習を守るように現状維持バイアスが働いるはずです。
ということで、日本で無礼な人はまだまだいなくなりません。
なので、現実的な対処法についてお伝えいたします。
先ほどの実験結果から、礼儀正しい人と話した後に人の話を遮る確率は2割といいました。無礼は7割ですね。
つまり、無礼な人と接してしまった後は礼儀正しい人と接することで負のスパイラルを抜け出すことができます。
この事実から礼儀正しい人の需要が高まり、多くの人が欲しい人材となり、価値は高まります。
まだこの事実を知っている人は少ないので、競争率は低いです。
だから今のうちに礼儀正しい人になる必要がありそうです。 
礼儀正しさは簡単には身につきませんから、今から礼儀正しいを習慣にしていければ、一年後には素晴らしい人になっていると思います。
是非、このスキルを気軽に身につけて人生を楽に楽しみましょう。

まとめ

礼儀正しい人を身の回りに集めた方が効率が良い
どうして自分を責めるのですか?必要な時に他人が必ず責めてくれるんだからいいじゃないですか。
アルバート・アインシュタイン

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