心理学の本のおすすめ21選

2019/12/24

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心理学を学習する時ってどれから入ればいいかわからないですよね。

最近出た新書を選びがちですが、心理学の専門書を100冊以上読んできました経験から言って、それは無駄です。


昔の研究結果をもとに薄めて買いているので効率悪く学習してしまうからです。

心理学をマスターしたいのであれば100年読まれる本を読んだ方がベストです。

今回はそんな100年本をご紹介していきます。

心理学の本のおすすめ21選

  • ファスト&スロー 上下
  • 予想通りに不合理
  • サピエンス全史 上
  • その科学があなたを変える
  • 行動経済学の逆襲
  • アリエリー教授の行動経済学入門お金編
  • 孤独の科学
  • 幸福優位の7つの法則
  • 明日の幸せを科学する
  • 脳科学は人格を変えられるか?
  • 実践行動経済学
  • FACT FULNESS
  • 快感回路
  • 経済は「競争」では繁栄しない
  • 僕らはそれに抵抗できない
  • 影響力の武器
  • 7つの習慣 
  • 人を動かす
  • やりぬく力 GRIT
  • 嫌われる勇気
  • ホモデウス


焦らすのも嫌なので、最初から全て並べるとこんなタイトルになります。有名なタイトルもありますが、あまり見慣れない本もあるのではないでしょうか。これらを読んだら心理学のことはかなり知っている部類で心理学好きと名乗っても恥ずかしくないです。

心理学の本のおすすめ21選


この本は心理学を学ぶ上でかなり効率よく学ぶことができます。


アメリカの有名大学の教授や、世界的心理学者が実際に自ら実験を行い研究した結果をもとに書かれてあるので、その辺の経営者が書いた人間哲学ではありません。


何年経っても変わらない科学的根拠がある内容です。

実験から導き出された内容なら100年後にも使うことができる普遍的な内容だから読んだ方が良いです。

新書で科学的根拠がなれば1年後にはその内容が全く通用しないことがよくあります。

本気で心理学をマスターしたい人向けです。

一つづつ要約して解説していきます。


心理学の本のおすすめ21選 


ファスト&スロー上下


この本はかなり重要なので最初に紹介しておきます。
心理学の基礎的な部分が書いてある内容です。

簡単に紹介すると、人間の脳のシステムは2つで構成されています。

速いシステム1 と 遅いシステム2です。
わかりにくいので、やってみましょう。

3かける8はいくつですか?
その通りです。24ですね。

サンパニジュウシというようにおまじないで覚えていて、すぐ答えが出ます。それが速いシステム1です。


次の問題です。
13かける18はいくつですか?


既に、諦めて答えを書いてあるかスクロールしたくなったのではないでしょうか。答えは234です。

もし、この計算をするとしたら分解しながら記憶しながら、計算したと思います。

これが、遅いシステム2です。

このシステムの違いについてを解説していて、経験則に従って人間は行動するというヒューリスティックはシステム1で動いているんだな。

とういことが理解できるようになります。

これを知らなければ他の心理学の根本的理由がなぜ?と本質を理解することができないからです。

これさえ読んでしまえば、心理学を知っている人なら「この人は知ってる人だな。」と主観的ですが思います。




予想通りに不合理

この本で心理学に興味を持つ人が続出しています。
私自身もその1人何ですが、この本は心理学を面白おかしく実験をしていて、かなりわかりやすい本だからです。


心理学にもジャンルがあります。
先ほど紹介したファスト&スローは認知心理学という、人間の思考を読み解く心理学の基礎です。

予想通りに不合理は行動経済学という、人間が経済理論とは違った動きをする生き物ですよ。
ということを行動心理学を通して経済を説明しています。

例えば、100個ある無料のクッキーと、100個ある1円のクッキーなら、無料のクッキーの方がたくさん持っていかると思いますよね。

しかし、人間の心理は無料だと「私がこれをたくさん持っていくことで、他の人が無料でクッキーを食べられないから、1つだけもらおう」といった心理になります。

しかし、1円のクッキーなら「有料ならいっぱい買ってもいいよね!10つ買っていきます。」

このような心理の変化から行動が変わって経済の動きは感情で動いているということを様々な実験により、おもしろおかしく解説しています。

心理学入門には間違いない本です。


心理学に興味がない人でもこの本を読んだら心理学が好きになってしまいます。マーケティングをしている人は読むべき本です。




サピエンス全史上

心理学の専門的な本ではありませんが

人間が生まれてきての歴史を知ることができます。その上で心理学につながる内容がかなり多く含まれています。

進化心理学の基礎となる部分がわかるから読んだ方が良いです。

例えば、なぜ人間が地球で繁栄できたのか?ということですが、嘘をみんなで信じる能力を得たからです。

その能力があったからこそ、相手を疑ったり、信頼したりするようになり、人の心理ができました。


この本から他の本を読むことで知識が深まるのでお勧めです




心理学ではなく、人類の歴史なので他の教養にも結びつきます。宗教が作られた理由なども合わせてわかるようになり、人を動かすような立場にいる人は是非読んでほしい本です。



その科学があなたを変える。
タイトルの通り、心理学で自分を変えることができます。

というのは人間は行動から心理を変えることができるからです。

この本で特に解説されていることは、アズイフの法則です。
(as if) ~のように という意味ですが、行動を楽しそうにしているだけで、本当に感情が楽しくなってしまうということを発見して、科学で解き明かしました。

楽しくなりたければ、笑顔を作る
悲しくなりたければ、泣顔を作る
恋愛をさせたければ、

と言ったように、相手の行動すらも潜在意識レベルで理解できます。

自分を使って実際に経験できるのでおすすめです


この本を読んでからずっと笑顔で生活していますが、嘘みたいですが楽しくなってしまいます。この記事を書いている時も習慣として笑顔にしているので楽しいです。


行動経済学の逆襲
予想通りに不合理と同じで「行動経済学」についての本です。
予想通りとは違い、株式などの経済を行動経済学を使って説明しています。

例えば、雨の日になったら株価が全体的に低くなる傾向があるというのは、人間の感情がネガティブに働くから。と言った面白い科学的なデータから読み解いています。

株式を扱っていないので正直私は理解できない部分がありましたが、行動心理学についての実験も紹介されている部分が多数あるので、行動経済学の知識を深めたい人にはお勧めです。


行動経済学を深く学びたい人向けです。怒られるかもしれませんが、初心者が買うべきではありません。まず読むなら予想通りに不合理から入った方がいいです。その後なら理解しやすいかと思います。


アリエリー教授の行動経済学入門お金編
予想通りに不合理の著者と同じ「ダン・アリエリー」さんが解説している行動経済学についてです。

お金を取り扱った場合に私たちの心理が変わってしまうことを解説しています。

例えば、ソファーを運ぶのを友人に頼みたいとして、
1000円あげるから手伝ってほしい。 →手伝わない。
ソファーを運ぶのを手伝ってほしい。 → 手伝う。

このように、人に何かを頼むときには、お金を見せた時と、お金を関係ない領域にすることで心理が変わってしまうことを説明しています。


予想通りに不合理を読んだ後に、この本を読むと良いです。似ている内容は多いですが、行動経済学にハマった人や、マーケティングを深く学習したい人や、お金についての行動心理を学びたい人向けです。

孤独の科学
人間が孤独である時と集団の時では人間に与えるダメージがあることを解説しています。

友人から仲間外れにされたら主観的に辛いですよね。

その時には実際に、脳は痛みを感じていたり、想像力が働かなくなったりしています。

孤独感は更に孤独を自ら生み出してしまうので、その抜け出し方も解説しています。

この本を読んでから孤独は主観的な経験であることがわかります。人と触れ合わないことで自分がダメなやつだ。と感じるから孤独を感じます。その対策としては主観的な感情をコントロールすると良いです。

幸福優位の7つの法則
タイトルの通り、幸福であることで脳にメリットがあることを解説しています。
さっきの孤独とは違い、集団で話をしていたりしたら安心しますよね。
その時は実際に脳が仕事や風邪などに優位に働いているということを科学的に説明しています。

例えば、修道女の日記をみて、ネガティブなワードを使って日記を書いている人。ポジティブなワードを使って日記を書いている人の二つのグループに分けて何十年も追跡したところ、なんとポジティブのグループは平均して10年も長生きしました。

このように幸福であることが優位に働く研究が科学的研究がわかるので是非見た方が良いです。
ビジネスなどでも幸福であることが良いことを書いています。

幸福である人の方が仕事ができるようになり、現代では重要な創造性が上がることも研究結果として解説しています。現代を生きるできるビジネスマンには必須のバイブルになりそうな予感がします。


明日の幸せを科学する。
この本は人間が動物の中で唯一未来を想像できると断言しています。

そして、未来を想像することにより人間が先に脳の報酬回路という場所を動かすことにより、行動するようになることを科学的研究から解説しています。

未来を想像した時って実は、達成した時よりも嬉しいということをデータを使って解説していたり、幸せについての主観的なことを何万人もの被験者を使ってデータ取りをした研究結果を解説しています。


これを見ることで、未来にどんな自分になっているかを想像することにより、今の自分を行動させることができます。自分を変えられるようになる本だと思っています。これをマスターすることで他人すらも行動させることができます。


脳科学は人格をかえられるか?

脳の人格が自分の思考を変えていることを説明しています。
例えば脳の中ではセロトニンなどの脳内ホルモンが人を操っていますが、この量が多ければ人は人と親しみやすくなったり、します。
他にも人の脳が構成する領域があります。
そこを変えることで人の人格が変わることを説明しています。

例えばあるリンダと言う女性ですがその人は脳の扁桃体と言う領域が壊れていて動きません。
そこでは恐怖の回路なのですが、ないので彼女は蛇などを首に巻きつけても、高いところに登っても、怖い映画を見ても驚くことがありません。

このように人の思考が脳によって変えられることを説明しています。

そしてその方法は人間の脳ではなく考え方を変えることによって変化することも説明しています。


脳構造に関しての説明をしているので結構むずかしい部類です。遺伝子レベルの話をする脳科学のことを解説しています。

実践行動経済
行動経済学についてのことを説明しています予想通りに不合理よりも難しい内容を扱っていますが結構わかりやすく書いてあるのでお勧めです。

こちらは人間が選択をする上でどういったことを選択にしているかと言えば、最初の行動をしたがると言うものがあります。

例えば、ドナー登録をするかと言うことに関してですが、多くの人はドナー登録をしないといけないと思っていますが登録できません。

ですが、最初にドナー登録をすると言う欄にチェックが付いているだけで人はドナー登録をしてしまうのです。

これは行動経済学ではナッジと呼ばれる手法ですが、めんどくさいと言う事を取り払うだけで人の行動を変えることができることを科学的に説明しています。

多くの人類にとって有益なことができる選択権を持てる選択肢を作れる人には是非お勧めです。
何かの選択肢を作る人例えばウェブデザイナーなどはこの本を読んだほうがいいと思います。
人に何かを行動してもらうということが理解できるようになります

ファクトフルネス
なぜ人が幸せになっているのに幸せになれないかと言うことを解説しています。

現実として人類は日に日に良くなっていますが、人は年々自体は悪くなってきているというふうに感じています。

しかしながらデータを見てみると実際に世界がどんどんよくなっているということがわかります。

例えば、食糧難人は既に少なくむしろ食べ過ぎにより死亡する人の方が多いですが多くの人は飢餓によって人類はまだ苦しんでいると多くの人が思い込んでいます。

人間の心理は基本的にドラマチックに考えてしまうと言うことをデータで解説した本です。



自分がなぜ悪い方向に考えてしまうかと言うのは、この本を読むことでわかります。悪い方向につい考えてしまう人はこの本を読むことで気持ちが楽になります。


経済は競争では反映しない

この本は、経済学を心理学で読み解いています。
経済と言うのは常にプラスの方向に向かっています。

しかし人と競争することによって経済は停滞してしまうことを解説しています

脳のセロトニンと言うみんなと協力するホルモンを分泌することによって、経済が繁栄することを心理学や脳科学を使って説明しています。

例えばテストステロンと言う値は男性の方が高いですが、そのテストステロンの値が高ければ高いほど人は競争性が増すことを科学的に説明しています。


他にもオキシトシンやセロトニンが高い人は人と協力し合うと言うデータを科学的に解説しています。

私たちの心脳の根本的な理由を理解することができるので名作です。


すぐに誰かと競争したがる人がいるのは、この本を読むことで論理的に理解できるのでお勧めです。

僕らはそれに抵抗できない
依存症についての解説をしています。

例えばパチンコやタバコいや食べ過ぎてしまうといった事は、それは脳の報酬回路が動作することによって依存症引き起こしてしまいます。

その依存症を引き起こすメカニズムを科学的にも解説し、人間の心理に作用していることを説明している本です。

例えばギャンブルをする人さらに依存させるには、星をいつも与えるのではなく、たまにしか与えないと言うことをするともっと人がやりたくなるそうです。

これは他の動物のラットなどでも見られる行動です。

脳の構造的にどの動物も依存するから行動すると言うことを科学的に証明しています。


この本を理解することによって、人を依存症にさせる方法や、自分が依存症にならない方法を理解することができるのでお勧めです。

自分が依存症で悩んでいる人や、誰かが依存症で悩んでいる人がいる人にはぜひ読んで欲しい本です。人の上に立つ立場の人であれば、人を動かすための合理的な方法を学習できます。

影響力の武器
ビジネスのベストセラーです。

この本に関しては心理学の科学的根拠は無いですが、他の心理学の本読むとこの本が正しいこと言ってることが理解できます。

手っ取り早くビジネスで成功できる方法学ぶにはお勧めです。

実際には返報性の原理など自分が何かをしたら相手が何かをしてくれると言った心理学について解説しています。



人間の根本的な行動をどうやって促すか、言うことに関して特化した方なので、ビジネスマンにとっては最高の本です。

7つの習慣
こちらもビジネスのベストセラーです。

この本も影響力の武器と同じで科学的根拠はありませんが、できる人が何を習慣にしているかということが理解できます。

ビジネスをする人にとってはかなり使える本です。
心理学のことを手っ取り早く知りたい人にオススメです。

多くのできる人はこの法則に従って行動しているなと言うことが理解できるのでお勧めです。

具体的には終わりを思い描くところから始めると言う内容に触れていますが、これは最初に報酬を手に入れることで行動するように促しているということです。

ビジネスとして学びたいのであればぜひ読んでおきたい一冊です。

人を動かす
この本に関してはかなり異質です。

心理学などの事は全て排除されてビジネス哲学のように語られていますが、この本質を見に行っていくと心理学がかなり使われていますが、そのことが科学的に全て説明していません。

うまくいく成功する法則だけを伝えている本なので多くの科学的な心理学を理解した後にこの本を読むと思わずハッとさせられる本です。

1番最初に読んでも結構良い本ではないかなと言うふうに思います。


この本を読むことで、どうやったらいいかと言うテクニックが具体的に書かれた本です。ビジネスとしてできる人になるためには必須のバイブルです。

やり抜く力 GRIT
この本も同じようにビジネスショーですが心理学についてをわかりやすく書かれたテクニック本です。 できる人は何が違うかと言うのはやり抜く力が違うと言うことを言っています。 例えばできる人は2つの能力があると言っています。

才能と努力の2つが必要ということをデータを使いながら説明しています。
そして物語風に語られているので理解しやすいものでありました。
  
この2つがなければ人は成功できないことを言っていてこれをやり抜く力と言うふうに表現しています。
 手っ取り早く心理学を表面的に学習したいのであればお勧めです。

できるビジネスマンになりたければ、この本を用いて心理学を学習することで手っ取り早く慣れます。ビジネスマンにオススメの本です。

嫌われる勇気
この本では心理学の自分の気持ちについて主観的なことを表現しています。 
人生に及ぶ思い悩んだ人はこの本を読むと楽になります。 基本的に誰かは自分のことを考えていないので、何か悪いことを思いついてしまうのは自分の思い込みであるということが学習できます。 
その方法論についてを心理学を用いながら説明した本です。

誰かのための人生ではなく、自分のための人生を生きるための哲学のような本ですが心理学に関しても少し触れているのでオススメです。



この本を読むことでみんなが自分のことを見ているのは幻想だということが気がつきました。自分を客観的に見ることができるようになったので自分が世界の中心だと思い込んでしまう人は読んでみると心が楽になります。





ホモデウス
人類の未来についてをこの先どうなるかと言うことを解説しています。

その中に深くかかってくるのが人間の感情と言うシステムの心理学のことです。 
心理学を使うことによって今後の人生がどういう風に進んでいくかを考えている本なので未来について考えた人にはお勧めです。


例えばすでに人類はAIにとって変わられる始めましたが、人間がどうなるかと言えば私たちが車を発明したことにより馬をどのように扱ったか考えると、AIが人類はどういう風に扱うかと言うことがわかると言うことを解説しています。

少し暗めの話題についてを取り上げていますが、この中で生き残るには人間の感情と言う心理学を使うことで生き残るのではないかと言うことを作者が解説しているので今後生きる私たちはぜひ読んでおきたい一冊です。

心理学の本おすすめ1冊

心理学について学びたい初心者が本を読むのであれば、ファスト&スローを強くお勧めします。この内容を読むことで人間の侵略が面白おかしく理解できて人がどういう風に動くのかと言うことを根本的な理由から理解できるからです。
本気で学びたい人は絶対的に読んでほしいと思います。















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