マウントしてくる奴の理由と対処法

マウンティングしてくる人って本当に面倒くさいですよね。そんな面倒な人の心理をお伝えします。あとは自分がマウントしてしまう理由と対処法をお伝えします。

簡単にまとめると、
マウンティングする人って自信がない人で、他人からの評価を再確認したい。
という内容です。
筆者が紹介している本も事実ベースだと思うのでいいと思います。

この記事を見ていて、そういえば最近マウントしてくる人にイライラすることが無くなったな。と思いました。

何故だ？
と思ったので自分の感情を観察して考えてみました。
すると次のことが分かりました。

と認識できるからだと思います。

基本的に人間は動物なので脳の核となる部分はチンパンジーなんです。
なので自分の感情を観察すると、相手も自分と同じ脳を持っているので何を感じているかが分かります。
相手と自分に大きなさはありません。ほぼ一緒です。

褒められたら嬉しい。
ばかって言われたら腹が立ちます。
マウントされたら面倒です。
みんな一緒です。

イライラしなくなっても、私もマウント取りたくなる時があります。
無意識は放って置いたら勝手にマウント取り始めるのでしょうがないです。
仕方ないこととまず理解するしかないです。

さて、私がマウント取る時は基本的に自信がない時にすることに気がつきました。

というのは人間は自分の存在を感じれるのは他人と相対的に比較した場合です。

分かりにくいですね。具体的にします。

金持ち、権力、頭脳明晰を持った人に囲まれていると考えてみましょう。
ビルゲイツ、トランプ、孫正義に囲まれたとします。

これでは自分がちっぽけに感じてしまいます。
部屋の隅っこで大人しくして時間が過ぎるのを待ちたくなりますね。
なんだかこの世界に存在してはいけない気すらしてきます。

次は周りに貧困の国の人達がいて、学校にもいけず、ボロボロで小汚い服を着ている人達の真ん中にいると考えてみましょう。
まるで自分は知的で大金持ちでこの世界の覇者に感じてきます。
道の真ん中を胸を張って歩けそうですね。

このように周りの環境で自信は変化します。

人間は自分の評価を相対的に認識する生き物です。
そういう社会性を持った動物と認識するしか方法はないです。

なので相対的に自信がなくなった時に、自己肯定感が欲しくてマウンティングします。

可哀想な生き物ですよね。
でもそうできたのでしょうがないです。
賢者はさっさと事実を認めて先に進みましょう。

この自信は他人からの評価によって決まるのですが、知能で自信を自分だけの評価の絶対評価にすることで自信のロストを防げます。
私がいいと思うから良い。それでいいんです。嫌われたっていいじゃないですか。

マスターすると他人から何言われたって基本的にノーダメージになります。
ただし、相手が感情論ではなく、論理的であれば自分に非があるので改善するだけです。
認める勇気が必要です。 

今まで会ってきた人で論理的に批判できる人はごく少数でした。
彼らの論理にはぐぅの音も出ません。感情を制御出来なければここで感情論を言って大恥をかくことになります。彼らにはまだ敵わないなぁといつも思います。
絶対評価は必要ですが、論理的な意見は聞くべきです。成長が止まるからです。

さて簡単にマウンティングの心理をまとめると、マウントしてくる人は自信がないんです。
でも可哀想なので、絶対評価で生きる私たちは少しくらい褒めて自尊心を高めてあげても良いんじゃないでしょうか。

人間は「私たち」には責任を持って何かをしたいと考えますが、「彼ら」というくくりには責任を持たず、何をしてもいいと考える動物のようです。
サピエンス全史より参考

だから彼らと判断した人に酷いことを言って良いと判断し、異物に対してはいじめるわけです。
当たり前のことをしているただの動物です。
誰も悪くありません。

ただ、基本的に彼らも私たちと同じ人類で仲間で私たちです。
悪者にするのは全体として得策ではありません。
私たちは競争ではなく協力しなければなりません。

今の時代はスマホのSNSでスーパースター達が隣にいる状態です。
自信が無くなるのは当然なので、彼らも被害者に違いないんです。

どうしても嫌なら、褒める練習と思えばwin-winです。

対処法としては、あまり言いたくないですが、
自信が無くなっている人は簡単に心に付け入ることが可能です。
とにかく、褒めてあげるとうまくいきます。褒め方はこちらです。
【褒め技術】５秒で９割虜にする褒める方法
繰り返しですが、自分の身のために悪用厳禁ですよ。

まとめ
マウンティングは自信がない人がする当たり前の行動。
一般的に自信は相対評価なので、自分の絶対評価に変更する。
マウンティングには褒めて自信を取り戻させる。