炭水化物ダイエット成功したけど、きついデメリット（血糖値スパイク）

炭水化物ダイエット、一日一食、の二つを一年前から継続していていいて、一時期は最大６３kgあった体重は今は５１kgになっています。１２kg減-ですね。
何をしたかと、ダイエットの正しい知識と、今までの考えを科学と心理学的に具体的に書いていきます。

炭水化物ダイエットは炭水化物系のものを抜いた食事法です。
ご飯、ラーメン、うどん、などの炭水化物の量が高いものを抜いています。
食べるものはほとんど野菜、肉です。割合でいえば、
肉４：野菜５：炭水化物：１　といったところです。

一日一食は純粋に一日一食しか食べない食事法です。
一年も続けていると食事に気を取られることが無くなりました。
純粋に食事は３回が常識と身体が覚えていたことを、１回が常識と身体に覚え込ませることができました。

こんなダイエットをしていましたが、一つ悩みがあったんです。
「死ぬほど炭水化物食べたい。。。」

基本的に炭水化物は太りやすいです。だから制限していました。
人間が太るメカニズムとして、
①血糖値が上がる
②血糖値を上がりすぎないようにインシュリンが出る
③インシュリンが処理できない部分が細胞へ貯蓄

炭水化物は血糖値を急激に上げやすい食材が多く、GI値と言われています。
このGI値が高いと太ります。
GI値リスト
なぜ高GIで太るかというと、血糖値が急激に上がるので、インシュリンが処理できないので、余ったぶんを細胞に溜め込もうとします。

GI値リストを見てもらうとわかると思いますが、基本的に炭水化物は高GI値が多いです。
ナッツ系はカロリーが高くてダイエットの敵と思われるかも知れませんが、GI値を見ると恐ろしく低いことがわかります。
米８８、うどん８５　：　アーモンド２５、カシューナッツ２９
野菜にも高いGI値がいることも見逃せません。
人参８０、じゃがいも９０

要約すると、太るのは高GI値食品で太る。

ということです。炭水化物でも低GIでは食べていいんですね。
「炭水化物・・・食べていいの・・・？」

血糖値が高い状態は体にとってよくありません。
考えてみてください。
血液がかなり甘い状態です。
そんな状態を長くしたらどうなるか？というと、実は答えはあります。
糖尿病です。この病気はインシュリンが作り出せなくなるので、血糖値が高い状態を維持することになります。
なので、注射でインシュリンを直接体に入れます。
血糖値が高いと、血管がボロボロになります。
「体に良くないのは血糖値が高い状態だったんだ・・・」

あともう一つ痩せる要素として、細胞が飢餓の状態と認識してしまうと、太りやすくします。
なので、二週間に一回はデザートや炭水化物などをいっぱい食べる日を設けています。
すると、細胞が勘違いします。
細胞「最近食事が少ないから溜め込もうと思ったけど、いっぱい来たから溜め込まなくていいや」
って具合です。
チートデイと言われ、筋肉作りをガチでやっている人は常識のようです。

なぜそんなことするかというと、人間の体は基準の状態に戻ろうとする機能があります。
ホメオスタシスとかっこよく言われています。

この基準を身体が太りやすい設定にしてあるなら、みんなと同じものを食べても太るし、
痩せやすい設定にしているなら、みんなと同じものを食べても痩せます。
この基準を痩せやすい基準にするために、二週間に一回は食べ放題にするんです。
メンタル的にも結構気が楽です。
痩せている人って遺伝子でそう決まっているから痩せるんですが、太りやすい遺伝子の人は自分の身体さえ錯覚させてしまえばいいんです。
ホメオスタシスでダイエットです。
「痩せるには、細胞を錯覚させれば良かったのか・・・」

ダイエットは方法としてはやり方はたくさんありますが、運動すると代謝はよくなりますが、食べないといけない体になるので、運動をやめたら速攻で太ります。

絶対に有酸素運動だけは私はオススメしないです。

やるなら２０分以下で高負荷のランニング、もしくは筋トレです。
飢餓時代にとってはコスパが悪い最悪な身体作りをしなければなりません。

テレビでよく間違った情報を教えていますが、なぜそんなことをするかは、
「誰が儲かるか？」
を考えたらすぐに答えは思いつくと思います。
ダイエット器具はあなたの弱みにつけ込むのでよく売れます。彼らはそれをよく理解しているので、売っています。
ただし、ダイエット器具も毎日使えばちゃんと痩せますが、他のダイエット方法と比較してどちらが簡単か？で選んだ方がいいです。
「テレビの人は悪い人・・・？いや、私も彼らならそうするだろう。仕方ないよね」

買っていいのは腹筋ローラーです。キツすぎて１分で終わって次の日筋肉痛なので、時間的コスパが高いです。
メルカリなどで安く買えるもので十分です。高いから良いものではありません。
月曜日と金曜日だけ朝にここでやる。とルールを作れば習慣としやすく良いです。「日付と時間と場所」あとは「やった記録」をつけると継続しやすいです。

さっき私が「炭水化物めっちゃ食べたい。。。」と言いましたが、
「GI値低いものなら食べていいじゃん！」
ってことですよね。
でも私が本当に食べたいのは、
「熱々チーズカレーうどん！超こってりラーメン！生クリームたっぷりチョコケーキ！パンケーキ食べたい！」
のであって、
「スーパーヘルシー蕎麦、超超低GIライ麦パン、高齢者もニッコリ健康玄米」
の類では無いんです。
たまにはいいじゃない。人間だもの。と納得させて高GI食品を食べてみました。

しかし、このダイエット方法を長年続けているので、高GI食品は身体にとっての負荷が大きすぎるようでした。
「体もってくれよ！血糖値３倍だぁ！」

低GIばかりの食事をしていたので、高GIに耐えられないのかわかりませんが、体の調子が一気に悪くなります。
具体的な症状として
だるい、軽い頭痛、眠気、ボーっとする、やる気が出ない。
知的労働をする時代でこのデメリットは結構でかいよなぁと思っています。

さて、これがなぜ起きるかというと、血糖値スパイクと言われています。
体調不良につながる｢血糖値スパイク｣の深刻

要約すると、糖質をいっぱい取ると血糖値が一気に上がり、インシュリンがいっぱい出て血糖値を下げすぎて、血糖値が低い状態になってしまう。
症状としては、眠気、体のだるさ、イライラ、頭痛、吐き気みたいです。
私の症状に大体一致します。
「調子が悪いのには、理由があったんだ・・・」

よく、この考えに行き着きます。この考えはよく理解できます。
とはいえ、もしかしたら自分が現状維持バイアスに強くかかっているかも知れない。と認識しなければなりません。
人間の思考は今やっていることを続けたいために適当な理由をでっちあげます。
これが現状維持バイアスです。

人間の思考のいつものパターンなので、正直しょうがないです。
なので現状維持バイアスが強い人は自分が現状維持バイアスが強いとまず認識することから始めないと、物事を感情論で話しやすくなります。
持論ですが、ダイエットは自分を認めることから始める必要があり、心理的な問題だと思ってます。

イヌイット族は肉しか採れないので、肉しか食べません。でも生きていけます。
彼らからしてみれば、

イヌイット族「炭水化物？それ太ってやばくない？肉だけでいいじゃん」

と言うことに違いありません。彼らの現状維持バイアスは私たちには簡単に理解できません。

人間「人間は同じことを続けたい。確かにそうかもね？まぁ、私だけは例外だけど・・・」

なんて思考にもなりますが、認めてみると案外楽になりました。

まとめ
低GI食品食べて、たまにチートデイして、代謝の悪い体作りで痩せる。

簡単すぎる人生に、生きる価値などない。
ソクラテス