最初の頃に書いた記事をもう一度書いたら別の記事になる説

2019/12/05

t f B! P L
私は165記事を毎日書いてきてスキの数が1番になったことがありましたが、1つ疑問に思ったことがあります。以前の内容と同じものを今書いた時どこまで内容が変わるのか?ということです。一番最初に書いた記事があったので、それで検証していきたいと思います。予想ですが、全く違う文章が出来上がるのではないかと思います。 
以前の記事はYoutubeのTEDという専門学者の発表会をまとめた記事でした。
内容はスピーチライターが「リーダーには伝え方がある」ことを説明しています。下記が最初の記事リンクです。

読むのも時間がかかるので簡単にまとめると、そのまま動画の内容を文章にコピーした内容です。
これでは動画を見た方が良く記事を読む必要性はありませんよね。
この記事を読むのはこの記事を書いた人が何を感じて考えたかが聞きたいわけです。 
読む人の事を何も考えていないからこうなってしまうんですね。
見事に自分よがりの文章が完成してしまったわけです。 
今、同じようにYouTubeの動画から記事を書くとこうなります。 
ーここからは今回書いた記事です。ー
人に伝えることはかなり難しいですよね。論理的に話しても相手は理解してくれません。実は相手に物事を伝えるにはテクニックが存在します。首相やリーダーのみが学ぶことができる庶民には秘密の学問、修辞学というのものがあります。
今回は修辞学の3つのテクニックとその本質を脳科学と心理学の側面からお伝えいたします。

過呼吸のふり

本当に怖い時に出る声を出すことで相手に伝わるテクニックです
本質としては、感情を直接相手に伝えるスキルです。
脳科学的な話ではありますが、人間にはミラーニューロンという脳細胞があるので、相手の感情を自動的に感じることができる生物です。
逆にいえば、感情を強制的に起動させることができるとも解釈できます。 
これを応用することで、過呼吸な人の話を聞くと、不安、イライラ、恐怖を感じます。
つまり、強制的に感情を起動させることが可能なのです。
人間は無意識から論理を思考するようにできています。だから無意識の感情を操作し相手の思考を操れるんです。
ファスト&スローより参考 
論理では人間に伝えることは不可能なのは優秀な人は経験として既に知っているはずです。 
だからリーダーは感情を合理的に理解し合理的に感情を思い起こすことで、話す内容に説得力を持たせることができる。と解釈できます。
ハートドリブンより参考 
つまりは今後の時代の流れとして
リーダーは合理的なだけでは廃れます。
リーダーは感情に合理的が求められます。
リーダーは感情的な人がカリスマです。

3つの言葉で伝える

伝えるときは論点を3つに絞ることでわかりやすくなるようです。
よく笑いよく泣きよく食べる
来た、見た、勝った
ロミオ、ロミオ、どうしてあなたはロミオなの
海外では有名な言葉のようですが、なんだかスッと頭に入ってきますよね。 
これについては科学的な根拠が思いつきませんでした。
自分なりになぜだろうと考えたところ次の説が思い浮かびました。 
言語はまだ人類には難しすぎるので伝わりにくい説
「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」で文字が読めない人がいる事を暴かれたように、人はまだ言語を操る脳の領域が発展途上なのではないか?と思いました。
おそらく、今のように文字を扱い何度か世代を変えることによって、3つの言葉ではなく4つ、5つと増えていくのではないか?と考えています。
現代の世代の人類の脳にとっては3つの言葉が合っているだけ。と考えています。 
なら2つでも良いのではないか?とも思えますが、どうなんでしょう。
二つではなんとなく。しっくりこないですよね。比較してしまうのでしょうか? 
私の記事は何か書くとき3つにする事を意識しています。
2つしかないときは強引に1つ作りあげたりしている。と言ったら驚かれるかもしれません。しかし、それで大事な2つが理解できるようになるなら素晴らしい事だと思います。 
何はともあれ3つのワードはまだ科学では解き明かされていない魔法の伝え方。という認識で良さそうです。

隠喩を使う

例えば、害虫といえばどんな印象を受けますか?
不快感ですよね。気持ち悪い。怖い。不安。などです。 
逆に太陽といえば、どんな印象を受けますか?
ポジティブな印象ですよね。エネルギー、キラキラ、熱い。などです。
直喩では「まるで彼は太陽のようだ」と表現します。 
しかし、隠喩を使うと
「彼は太陽だ。」と表現ができます。
これで受け取りては、エネルギーやキラキラや熱い人などの想像をします。
さらに隠喩すごいところは、受け取る人によって感じ方が変わってしまうんです。 
その人が考える。最高にポジティブな印象に変換されるんです。
あの人は太陽のようだ。
はエネルギーがある。とも受け取れるし、
熱い人。とも受け取れる。
キラキラしている。とも受け取れるんです。
もしくは全てかもしれません。
相手が持つ印象を作りあげられることができるんです。
これは脳のポジティブなニューロンを発火させているのではないでしょうか?
というのは脳は経験則(ヒューリスティック)に沿って物事の思考をするようです。
ある単語に接したときには 、その関連語が想起されやすくなるという明らかな変化が認められることがわかった 。たとえば 、 「食べる 」という単語を見たり聞いたりした後は 、単語の穴埋め問題で “ 〝 S O □ P ” 〟と出されたときに 、 S O A P (石けん )より S O U P (ス ープ )と答える確率が高まる 。言うまでもなく 、この逆も起こりうる 。たとえば 「洗う 」という単語を見た後は 、 S O A Pと答える確率が高まる 。これを 「プライミング効果 ( p r i m i n g e f f e c t ) 」と呼び 、 「食べる 」は S O U Pのプライム (先行刺激 ) 、 「洗う 」は S O A Pのプライムである
ファスト&スローより引用
詳細は下記記事にまとめました。
心理学のヒューリスティックをまとめた記事です。

つまり、隠喩の言葉で印象を相手に思い起こさせるによって、伝えている内容を相手に錯覚させることを可能にしていると思われます。 
-修辞学は一つの言葉で多くを説明できるので便利に感じます。
この言葉を隠喩を使って言葉を言い換えると、
-修辞学は心の十徳ナイフだ。
なんだか色々できそうって感じますよね?
どちらが的確かといえば、前者ですが、心に伝えるなら後者です。

まとめ

伝え方は、過呼吸で三つの言葉で隠喩を使う。
ーここまでが今回書いた文章ー
書いてみるとやはり全く構成が変わってしまったので、かなり驚きました。説の検証は成功ですね。
以前のものとは違って、私の考えたこと、感じたことがメインの構成に変わっていますね。
どちらが良いかは人それぞれですが、今書いた文章は昔よりは楽しいです。 

検証結果

原型がなくなった

QooQ