孤独感が注意力を下げる理由

2019/12/05

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孤独感、感じることがありますよね。ひとりでいるときに孤独感を感じる事は普通ですが、人が多い中でも孤独感を感じることがあります。孤独感は主観的なものなのです。その孤独感のデメリットとして注意力が低下すると言う実験結果があったのでお伝えさせてください。 
実験結果の前に、脳の話です。 
脳は左と右に分かれているのは皆さんご存知ですよね。 
簡単に右脳と左脳の役割を思い出してみます。 
左脳は、言語などに使われています。
右半身を制御しています。 
右脳は、空間の推論などに使われています。
左半身を制御しています。 
こんな感じで動きは左右逆でしたよね。 
さて、実験内容です。 
孤独感が強い人、普通の人、弱い人の3グループで分け、右耳(左脳)と左耳(右脳)で言語を認識し判断する実験です。 )と左耳(右脳)で言語を認識し判断する実験です。 
左右それぞれの耳に流れる音を別々に操作できるヘッドホンをつけてもらった 。彼らに与えられた課題は 、一方の側には 「 w u 」や 「 h a 」といった子音と母音が対になった音が 、もう一方の側には無関係の言語音が流れる中で 、子音と母音の対のほうを聞き分けるというものだ 。どちらの耳に注意すべきかについて何の指示も与えられていないと 、学生は総じて右耳優位の傾向を示した 。つまり 、右耳に入ってきた音を聞き分けるときのほうが正確だった 。また 、右耳 (優位の耳 )に注意を向けるように指示されると 、どのグル ープの学生も同じようにうまく課題をこなせた 。ところが 、左耳に注意を集める (右耳優位の傾向を持つ 、通常の音の処理を 、意識的に劣位にする )ように指示すると 、 「普通 」のグル ープと社会的なつながりのあるグル ープの被験者は依然としてかなりうまく対応できたが 、強い孤独感を示した学生は 、そこまで上手に意識的な注意の制御を自らに強いることができなかった 。右耳に聞こえた音に注意を払わないようにし 、左耳に聞こえた音に意識を集中してそれを聞き分ける課題では 、彼らはほかのグル ープの被験者ほど正確に答えられなかったのだ 。ようするに 、少なくともこの比較的困難な課題に関しては 、孤独感のせいで彼らの注意力は支障を来したことになる 。
孤独の科学より引用 
簡単にいうと、
孤独感が強い人は難しいことが困難になる。
と解釈することができます。 
ここからはエビデンスのない考えですが
孤独感と言うのは、人間が集団で生活できるように作られた。一人になったら罰を与える進化心理学なのだと推測できます。 
なぜなら孤独な人は猛獣に襲われやかったはずです。 
なので、襲われないように周りに注意する必要があったと思います。
なので、1つのことに集中するような事はでき無いのではないでしょうか。
メリットとしては、周りの状況を確認する能力が上がっているはずでは無いかと思います。 
主観的ですが、実際に孤独感を感じると周りのことがすごく気になりますからね。 
まとめ
孤独感を感じると、困難な作業の注意力が低下する。 
アブラハム・リンカーン
大切なのは生きた年月ではなく、その年月にどれだけ充実した生があったかだ。

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